機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 第19話「イノベイターの影」

 うーんなるほど、沙慈とバカやってた自分を封印して無理をしていたわけね。
 なんか戦いがお笑いになっているような気がするが、これはこれで新機軸なのか?。戦いの最中に叫びながら会話するのは確かに富野ガンダムからの伝統だろうけど。お見合いの場が常に戦場とは、楽な伴侶選びではないな。
 イノベーターのやり方もなんかドン臭いというか、あんまり裏の支配者的ではないというか。瑠美もネーナも唐突で、なんか置いてきぼりを食っているようなばつの悪さを感じる。ネーナの怒りはいちいちもっともではあるが、かといって瑠美にその気があったようにも見えず、でも確かに傍観して楽しんでいたよなとは思うのだが。
 沙慈もいまさら戦う決意なわけで、ちょっとな。ウチの職場とか初めっから戦わずにひたすらこうもりに徹する人がいて、そういうのを見てしまうと邪魔でしかないと思ってしまうんだが。こっちは初めっから戦っているのに、状況を見てくっついたり離れたり。まぁ確かに現実にそういうのを見てしまうと、沙慈はグダグダ言ってはいても方針にブレが無いだけマシとはいえるのかも。
 しかしなんだねぇ。アロウズのほうは周囲との融和とか妥協とかでなく、対話が一切無いわけなんだが、どういう結末にするんだろうか?。いや、沙慈くん、悲しみが増えるから戦いはやめろでは無くって、今後こういう悲劇を繰り返さないためにも関係者の処罰や殲滅は必要なのであってですね…。戦争犯罪人を許してしまってやっぱり日本はそいつらに食い荒らされてしまったわけでして…。同じ繰り返しをするのはバカのすることなんですよ。キレイ事を抜かして、目先の嫌なことから逃げていてはダメなんだと思いますが。