とある魔術の禁書目録 第14話「最強VS最弱」

 御坂に相談しろよと説教した当麻が、インデックスに同じように言われてしまうお話。
 使い捨てにされる層が、自分にできることを精一杯生かして、使い捨てにする層の渾身の一撃を阻止するって、まぁ現代日本のあるべき姿を示唆しているわなと。当麻が無事なのは彼の右手のおかげであって、御坂の突出を防いだり、アクセラレータに拳を浴びせることができるのは、まぁこの物語の流れからいうと反則なんだけど、見せ方の問題なのかあまり気にならなかった。当麻が弱いって、ある意味ダましだよな。
 超能力者とはという小萌先生の問答はもうちょっと深く物語にかかわってくるのかと思ったんだけど、それほどでもなかったかな。本当の超能力とかという問題はさておいて、面白い視点だと思ったけどな。
 OPで工事現場の鉄骨をぶつけてくるアクセラレータの動画があって、その場面を期待していたのだけども、無くて拍子抜け。とりあえず、このエピソードは一応の解決を見たようだけど、OPの止め絵に出てきたキャラは全部顔見せが済んで、どのような展開になるのか見通しが立たなくて困った。いちおう次回はテコ入れの水着回?。