とある魔術の禁書目録] 第1話「学園都市」

 なんか必要以上に萌え・オタクを意識しているような気が。
 魔法と科学を同列に語るあたり、なにかありそうではある。っつーか、よく出来た科学は魔法にしか見えないとか誰の言葉だっけ?。
 絵がきれいだったりするのだが、残念ながら台詞回しや仕草でひきつけようとしているのが上滑りしているような感じだった。なんだか声優の演技もぎこちないというか。笑わそうとして仕掛けていることが作り事っぽくて、ちと白ける。学園都市とか、住む住人の8割が学生っつー設定は、要するに消費都市なんだろ?といったツッコみを入れておこう。
 見ているこっちが恥ずかしくなる初回だったが、かといって今ダメと判断するのもどうかな?。久しぶりに偽まるPの関わっている、ある程度真面目そうな企画なんだがな…。肩の力が抜けたようなところは確かに彼の持ち味っぽい気はするのだが、まさか監督よりプロデューサーの意向がこういう方面で強く働くってのもウソっぽい感じはする。