リトルウィッチアカデミア 第14話

 £表記だから舞台はイギリスやね。
 OP・ED変更。1クール目のが楽しさを主としていて、これはそれより前向きな感じだから、ようやくテキストも真剣味が増すのだろう。で、なんか科学と魔法を融合させた新機軸でクロワという新キャラ登場。今までもシャリオの親友に当たるキャラの存在を顔見せしてなくても示してはいたのだが、OP映像でそれが今回登場のキャラだと明示。アッコにもシャリオに対するクロワのような存在は居るだろうという気がしていたのだが、それがスーシーでもロッテゞもなくダイアナということも。
 クロワの思惑が、自分の存在感を示すためなのか、それとも魔法の発展のためか、それともその他の意図があるのかちょっと今では判断つかないな。
 しかし、こうなると魔法が廃れた原因であるのが、近代以降の科学(自然科学だろうと人文科学だろうと)なりのものだと思うんだけど、では魔法が単なるオールドテクノロジーのメタファーかというと、それもちょっと違うというか、いろいろ役割を持たせられている感じがして面白いな。年をとったからこそ理解できる部分が出てくるというのか、あの伝統からの逸脱を許さないという態度にも一理あるというのがわかるので、それはなぜその伝統が必要なのかを理解してそう言っているのか、理解はしておらずそう思い込んでいて単にそう振舞うことが正しいからそうしている*1ってだけなのか、そのへんなかなか人によって違うのだけども、その理解が内面化されていてもいなくても関係なくあのような発言をすることに大いに意味があるというところもねぇ。
 アッコはまだほうきに乗れないようだが、それでも成長してきているようなので今までよりはしっかりした行動であまり視聴者に失望させるようなシーンは少なくなるだろうと思いたい。

*1:自分の意見は反対でも役目上そういうしかないというケースもありなので。