夏目友人帳 第10話「アサギの琴」

 絵にもかけない美しさ。
 今回は夏目の内面を重視したつくりだわな。ずっといたい場所という点においては、アサギよりは夏目の描写が積み重ねられているだけにひときわね。最後壬生様の前にて弾かないのは、間に合わないという理屈付けがなかったんだけど、仕方がないからアカガネの前でという線を消すためだというわけですか。
 ソウキンがなんなのか、ちょっと気になってググってみたが、よくわからんな。筝琴という弦楽器一般をさす用語なのかね?と思ったんだけど、日本でいう筝や琴は基本抱えて演奏するようなものではないらしい。形が似ているので琵琶かと思ったら、撥を使って弾くので、作中指で弾いているのをみるとそれとも若干違うようだ。双琴で画像検索をかけると、中国サイトでギターがヒットするので、弾き方の形態から言ってそれっぽい。しかし、竹に貫かれている切り株とかで、胴を作るだけの一枚板が取れるのかね?。なんかかぐや姫が求婚者に要求した無茶な品々と同じにおいがするが。
 なんか最近恋愛絡みのネタが多いような気がするが…。