後半の報道は

 野菜の卸価格が低迷らしい。油の高騰で、穀物価格が上昇したのになぜ?という構成。しかも豊作で収穫物を潰しているわけでもない*1ということだ。んHkではっきりと原因を述べていなかった…というか隠してる?。可能性としては別に自民党が農家票を実弾で買うため、帳簿に記載しなくてもいい機密費を農家に渡してわざとやらせていると考えてもいいんだけど。ちょっと捏造の大好きマスゴミの意見を鵜呑みにも出来ないし、かといって有用な情報が後から確実に得られるって訳でもないんだよな。ちょっと判断がつかない。
 ゆとり教育への一言が18時以降に言われていた。昨日の学生に「ちゃんと自分の言葉で語ってたじゃないですか」と擁護。スマンが、学生の言っていた事はレヴェルが低かったし、詰め込み教育世代は、キレイ事で「お前本当にそう思っているのか?」というものに近かったが、よっぽどしっかりした発言をおこなっていたと思う。もっと言えば、その詰め込み世代よりもっと立派な意見は、ラジオしかなかった、もしくは白黒テレビ時代には小学生が行っていたわけで、もちろん原稿丸読みのヤラセだったかもしれないのだが、上澄み層の学力は、技術や知識の進歩を除外すれば、圧倒的に昔のほうがいいような印象を受けるのだが、気のせいか?。
 さて、実は最近古本で眉村卓の小説を買って読んでいる。自分が中高生の時にSFマガジンで名前を見たことがある人だ。自分がSFMを読み始めた時には、「司政官シリーズ」という長期連載の途中で、自分的には単行本で追いつくことができないということでスルーしていた作家だ。この作品で星雲賞をとっていて、興味が無かった自分は「なに大騒ぎしてんだか?」と、一顧だにしていなかったが、今思い出したように手にとって読んでみると、心に沁みるねぇ。まぁサラリーマン物の短編集なんだけど、やっぱ自分も本格的にちゅーねんになったかなと。この本ではないけど、‚¦‚Æ‚¹‚Æ‚ç@2000.4`6あたりに面白い感想が。
 しかし、堅苦しそうで眉村を敬遠し、スペオペに近いものを喜んで読んでいた中高時代の自分とか、やっぱ今振り返ると幼かったよなぁということをつくづく感じる。ガジェットに気を取られ、未来は明るいものだと、無邪気ほどではないが、ある程度信じていたわけだしな。読んでいて泣いたり笑ったり、しばらくハまりそうではあります。
 

*1:いや、売れ残るから、実際には産地では野菜を潰しているらしい。訳わかんないが、野菜は潰しているが、その理由として「豊作のため値崩れを防ぐ」というものではないということらしい。