まぁ、本当は感想を書くつもりもなかったんだけど、脚本が雑破業であることに気付いたのでメモ程度に。
趙雲が公孫瓚のもとを去る話。いわゆる安定した職を蹴って面白そうな仲間と行動を共にするという流れ。公孫瓚自体は悪い人間ではないが…との説明があったが、まぁ次回予告の台詞と併せて、確かにあまり害がないが、見栄は張りたがる管理職そのものといった描写であった。現代でいう公務員の仕事とか、公共事業などで税金で食わせてもらうのはどうかな？というところに繋がっているのかな。悲壮感も漂っていなかったし、何より本人たちに乱世を生き抜くスキルがあるってのは重要なポイントになっているとは思うんだが。もちろん山賊やそれに捕われている子供たちも現代では何のメタファーかってのが立派に割り振られている。
雑破業の脚本といった所で、いわゆる萌え描写と、こういった埋め込みのバランスを気にしながら視聴するのは面白いかもしれない。で、決してその埋め込みが押し付けがましくないんだよな。今のところ絵も安定しているし、声優たちが余裕を持って演技しているのを見ると、なんかこっちまで和やかになってしまう。まぁ毎回感想は避ける方向で。
