【沖縄】「天皇制の戦争責任を問いきれなかった事が日本人の最大の戦後責任」韓国市民と連携強化、「沖縄はんの碑の会」発足★3

 うーん、これとは関係ないけど、竹島の件も酷いねぇ。本当に教科書に載せたいのなら黙って載せればいいのに、なぜか大声で叫んで韓国の反感を進んで買ってる。文部省が及び腰になったら自民党議員が不満を洩らしたなんて記事が出るので、あぁ、また自民党が人気取りのために右翼を使って国威発揚かよ、とバレバレ。で、結果は威勢のいいことを言っては見たものゝ、韓国に抗議されてスゴスゴと引き下がるといった体たらく。別に韓国と仲良くなる必要もないが仲が悪くなる必要もないわけで、そこらへん単なる近隣諸国の一つとして大人の付き合いをすればいいのに、良く吼える犬が反撃を受けてキャンキャンいって逃げ帰るというのは、日本では勝ち組かもしれないが、国際的に見れば負け犬の自民党の本性を見たりといえばそうではある。
 さて、やっぱり蒸し返されてきた天皇の戦争責任。せめて退位ぐらいしておれば恨みを買うこともなかったろうに、アメリカに尻尾を振って命乞いをして、見事ご主人さまの許可を貰って天皇の座に居座り、あまつさえ天寿を全うしてしまったものだから、取り返しのつかないことになってる。構造的に見れば、昭和天皇のこの見苦しい権力へのしがみつきが、「いくら酷いことをしても特権階級は責任を取らなくても良く、逃げきれば特権が子々孫々まで維持される。」という今の日本の汚職に綿々と繋がって居るわけで、「歴代天皇の中で唯一敵国にタコ殴りにされて国土を減らされた恥知らず」というだけでなく、日本人のモラルを日本史上これ以上はないというほど崩壊させた張本人になってしまった。昭和天皇自身は皇太子時代、軍艦で英国視察にいっており、アメリカはともかく、イギリスの威容に驚いて敵対するつもりはなかったんだろうなとは思うのだが、日本の新聞の信用のなさも相俟って、「天皇自身は実は開戦には反対だった」という説も、あとから非難を受けないよう捏造したものかもしれないな。
 ムッソリーニを逮捕せよ (講談社文庫)や、ムッソリーニの処刑―イタリア・パルティザン秘史 (講談社文庫)のまとめをしようしようと思っていて、ついぞできていないわけだが、やはりここは天皇の身の処遇について確認しておくほうがいいだろう。
 WWⅠ時

(敗戦)国 国家元首 結末 (年)
ドイツ帝国 ヴィルヘルムⅡ世 退位・オランダに亡命 1918
バイエルン ルードウィヒⅢ世 退位・バイエルン自由国の成立を宣言
オーストリア帝国 カールⅠ世 退位は避けた。ハンガリーへの復辟をねらったが失敗
ハンガリー 首相テイサ 暗殺
ブルガリア フェルデイナンド国王 退位
ロシア ニコライⅡ世 惨殺
オスマン帝国 メフメト6世 スルタン制の廃止・マルタへ亡命 1922

 ドイツ・ロシア・オーストリアは皇帝一族・貴族が全員追放されてるらしい。国体であるところの帝国は崩壊。二次大戦敗戦での見苦しいまでのしがみつきは、ある意味この1次大戦の結果を見て、日本に住むことができないことを嫌った天皇一家初め戦争指導者がゴリ押ししたり、連合国に擦り寄って権力の座に居座ったといえるかも。
 WWⅡ時

(敗戦)国 国家元首 結末 (年)
イタリア王国 ヴィットーリオ・エマヌエーレ3世 退位 1946
イタリア王国 ムッソリーニ 銃殺 1945
ドイツ帝国 アドルフ・ヒトラー 自殺 1945
大日本帝国 裕仁 天寿をまっとう 1989

 まぁ東条英機も入れるべきかもしれないが、またの機会に。どっちにしろ、日本以外の敗戦国は自国民が国家元首を追放なり処刑なりしているわけで、東条英機は日本人の手で責任を取ったわけではなく、連合国の手で処刑されることになる。
 とまぁ、世界で唯一、自分から戦争を吹っかけて見苦しく負け、責任を潔く取るかと言えば、戦争指導者が見苦しく居座ろうとした(公職追放されても舞い戻った)国が日本なのである。大戦では戦勝国だったイギリスやフランスでも、革命で国王が民衆の手で処刑されているという経験を積んでいるわけで、欧米が日本の指導者が責任を取らない姿を見てどう思っているかは想像に難くない。もちろん中国なんて何度も皇帝が反乱者にブチ殺されているわけで、その中国があまり天皇の責任を派手に追及しないのは大人の対応かもしれない。旧日本軍が大東亜共栄圏だのアジア解放だのキレイ事を言ってたとしても、実際に太平洋戦争では後で無価値になる軍票を乱発して現地で物資を強制徴収していたわけで、そこらへん独立した政権を担ったアジアの特権階級に戦後補償をしたとしても、アジアの庶民たちが日本がどんな酷いことをしたか、とくに強制に徴発を受けた層がどう思っているかも、まぁ分かりやすいといえば分かりやすいよな。だって、我々が泥棒を他人にされてだよ、その犯人が泥棒してすまなかったといって都道府県知事、市町村長などの赤の他人に金を払うようなものなんだぜ!。泥棒されて被害を受けた我々でなく。で、地方自治体の長はその分け前をどうしたか?。被害を受けた民衆に配らず、自分の利権維持のために使うわけだ。
 そりゃ経済的に裕福であった時に金で相手の頬を叩くようなことをしでかした日本が弱り、そのスネ夫の背後に控えて乱暴の限りを尽くしていた用心棒アメリカがイラク・アフガンで失敗して弱りもすれば、いままでつらい思いをさせられ続けてきたアジアが日本に手痛いしっぺ返しをしたとしても反論できないわな。しかし、アジア近隣諸国につらい思いをさせてきたのは日本の民衆ではなく、戦前からの政治屋・財閥・内務省だのといった世襲官僚、および天皇や貴族たちなのであって、彼らが今こそ多大な利息付きで責任を果たさなければならないと思うのだ。民衆にそのツケをまわすのはお門違い。

611 :名無しさん@九周年:2008/07/15(火) 08:11:28 id:zXBSvZMo0
>>514
国民総懺悔論を言う奴の方こそなんとかすべきだな。
組織ってのは命令出す人間と命令に従わざるを得ない人間がいる。
命令を出した人間がその結果について責任とらず、うやむやにして
皆に責任があるなんていう事ほど無責任な事は無い。
そして責任を明確に出来ない組織は何度だって同じ過ちを繰り返すよね。
中には末端に責任転嫁にするカスまでいるらしい。
こういう人間は世界中で馬鹿にされる。
んだが、彼らはマジで自分らは被害者だと自分に洗脳してるからかなりタチが悪いよね。
悪いのはアメリカだ、中国だ、韓国だ、悪者に仕立て上げるマスコミのせいだとかさw
中国、韓国、その他に問題が全く無いってわけでもないがね。

 匿名掲示板といっても、なかには読んでるこっちの背筋が伸びるようなレスに巡り会うこともあって面白いな。
 しかし、Wiki昭和天皇の項も何気に凄いことを書いてるな。

戦争当時、皇室は大銀行や国策会社の大株主であり、戦時経済は皇室財政の拡大に貢献した。

 子鼠、ケケ中も民営化といって日本を破壊し、そのどさくさに紛れて火事場泥棒を働いたわけなんだが、昭和天皇の破壊ビジネスはスケールが違うな。戦後の皇室財産が別に全部国庫に入ったわけではないと思うんだが、遺族年金を皇族が払ったわけでなく、あくまで税金で賄ったんだよな?。天皇の名のもとに死地に赴かされ、戦場で殺されてもそのツケは決して彼らは払わず、責任を取るわけでもなく、取らされるでもなく、あくまで国民が殺されたツケは国民自身が払わされてきたわけだ。国のトップがそうして、成功したんだから、自民党を初め、特権階級がやり放題の逃げ切り、国民がつらい思いをするそのツケはあくまで国民が支払わされるのも土人支配国家日本の歴史から言うと誠にあたりまえのことであるわけだ。