ラストエグザイル-銀翼のファム- 第2話

 第2話にて最終回。ファム達の冒険がまた次回から始まるよ。
 なんだこの濃密さは!。OP無しで王都壊滅とは。いや、OPが無いんじゃなくってEDが無いんだっけ?。
 トゥラン王国の民(いや王族か?)は移民船で難を逃れた人たちの末裔らしい。空に架かる三日月が人工物なのにビックリだな。リリアーナの変化といゝ、謎がてんこ盛り。
 いや、なんつーか、詳細が呑み込めずに断定するのもなんだが、基本「指導者とはかくあるべき」なんてのが示されていて、現代日本の見苦しい指導者との対比が示されていたような。こゝはトゥラン王だろうとアデス連邦総統だろうとあまり差異はなさそう。どちらも覚悟を決め、責任はすべて負うという態度だろう。トゥラン王の覚悟は、それこそ国体護持と命惜しさに国を売った昭和天皇との対比が鮮烈。圧倒的物量でトゥランを滅ぼしたアデス連邦は合衆国、国民を逃がし国王が国と運命を共にしたトゥラン王国は斯くあるべきだった大日本帝国のメタファーと見ていゝのかな?。
 なんか世界設定も呑み込めぬまゝ国が滅んじゃって、以降どのような展開になるのか、いや、ミリア姫の雌伏の描写になるんだろうけど、どうなるんだろうな?。まぁ今までのこの2話がお話の前説ってことだろうから、本編は次回から始まると見たらよいのだろうが。