RD 潜脳調査室 第10話「至高の話手」

 やけに落ち着いた田村ゆかりかと思ったら、こおろぎさとみでした。声優道は厳しいなぁ。
 人生を結局暇つぶしの時間と捉えてしまえば、よりよい話し相手が見つかってしまえばそれだけで満足だと思う。エライザは収集型チャットプログラムという触れ込みだが、人工知能がその任に堪えうるかといわれれば、かなり無理だとは思うんだが。だって、結局AIはそれをプログラムした人間以下の存在になってしまうだろうから。
 とまぁ、そんなことを考えて振り返ってみれば、ハルとエライザが興味深いハナシをしているように思えなかった(特にエライザは人の受け売りみたいな台詞だったし)のは納得といえば納得。ハルがそこまで読んで敢えて自分が犠牲になったという流れも納得といえば納得。でも、ハルとエライザの話に視聴者が思わずのめりこんでしまう展開を期待してしまうというのも贅沢な視聴者の性なんだろうね。