ef - a tale of memories. 第6話「rain」

 この分だと、みやみやの歌うEDもあるんだろうな。
 人間関係は泥沼に。景もみやみやもイヤな女に描くことに成功。もう女はほとんどメンヘラですわな。なんつーか、ひろひろももうちょっと防御しときゃいいのに、流されるまゝ振り回されて…いや巻き込まれちゃってますな。
 そのなかでの千尋パートに救われるというか、いやこれこそ救いの光が見えてきたところで、絶望の淵に突き落とす展開になるんだろうなと思ってみる。
 どうなんだろう?。景はバスケに勝ったら告白って感じだったけど、これって一昔前は男の役どころだったわけじゃないですか?。試合に勝つことと相手を思い遣る事は別だっていうのに、自分の存在感を誇示して相手の気を惹けると思っていたのは男のバカな側面だったわけなんだが、今は女がその役割を負うのか?。そもそもひろひろは景のバスケに興味なさげじゃんかと。
 これを単純に男と女の役割転換と片付けるわけにもいかんよな。そもそも存在意義を示すのは、男である自分の甲斐性を示すわけで、それ自体は現代でも必要とはされると思うんだが、わざわざ異性の目の前で示す有効性はもうないような気がするんだよな。それもスポーツとか全く意味がないし。動物の行動学的にいえば求愛ダンスそのものなんだろうが、それってメスが行うものだったっけ?。メスがするんだったらそれはより交尾に近いものだと思うんですが、そこはそれ、中二病アニメですから。逆転させたことにはなんらかの意図があるだろうから、もう少し考えてみたい。
 みやみやも構ってちゃん強化でしたわな。しかし政治的意図はほとんど感じられないんだが、ホント個人分断化が進んだ世界だわな。まぁ現代はそういう時代であるといいたいんでしょうが。ほんでもって人と人とのつながりで火傷する人たちを描いていくのか、のか、のか?。