あ〜、いや、元はといえば、つまらん理由で燦ちゃんと夫婦喧嘩した永澄が悪いんじゃね?。
というわけで、豪三郎に羽織を貰ってウェディングドレスを着た燦ちゃんと改めて結婚を行うトコで大団円エンド。うーんやっぱり勢いかいってとこですかね。貴族様はそういや、女子学生をレイプして警察で事情聴取を受けている時に「わしの父親は防衛庁長官じゃ」と警察官を脅したあの人に重なるんですけど、まぁ全般的に政治色も無かったと思うし、気軽に視聴できた作品でした。
何度も繰り返していますが、勢いが見所なんで、シリアス展開にされても本気にしていいのか、どうも心のどこかで空回りしているという印象はかなり見られて、いっそのことシリアス抜きで全部かっとばせと何度思ったことか。頭を空っぽにして見るのが一番の楽しみ方だと思うんですが、どうだろう?。最初に命を救われるという一大事をきっかけとしているだけに、どうも永澄があっちぃふらふら〜、こっちぃふらふら〜ってのはどうも引っかかるというか。それなりに視聴者に考えて欲しい部分があるんだろうけど、自分としては覚悟が足りないとしか考えられないんで、それならいっそのことギャグでつらぬきとおして欲しかった。こういうエンディングであるからこそ、サブヒロインたちがアテ馬、さらに突き進んで言えば捨て駒になってしまうわけで、どうせそのポジションを離れられないのならキャラの掘り下げも余計なことなんじゃないかと。
とまぁ、某所で見ると、どうも原作の上澄みの部分を拾って構成したっぽいので、一度立ち読みで一話を見た限りにおいては、いいアニメ化だったんじゃないでしょうか。いろいろキついことを言ってしまうのですが、全般的に楽しませてもらったのは確かなんで。
絵もそこそこ、音楽は気にしてなかったかな。声優というか、脚本の台詞の間の取り方はマジカノよりはよかったんだけど、まぁ脚本家が違うしな。自分の中では岸監督作品と野川さくらは取り合わせはいいのです〜。おもろ。