DARKER THAN BLACK -黒の契約者- 第23話「神は天にいまし…」

 ようやく前編後編の縛りが抜けて。
 南米の消失の後、世界大戦並の紛争が起きて…、でどうも偽りの空はそれ以前に存在してて…。と考えると、契約者の能力は人間には不分相応な力であることから、金融だの大量生産を可能にした産業力だののメタファーなんかな?と思う。壁が出来てからの東京はやっぱり戦後日本なんかね?。いまだに東京がスパイ天国で、日本の上層部も情報をひた隠しにして好き放題やってるところなんてそっくりだしな。で、上がメチャクチャなら、下がマトモなのかと言われれば、日々の生活にキュウキュウというかアンノンというかで、個人レベルから逸脱する事は無いしな。
 竹Pあたりの主張は結構好きなんだけど、この作品はわかりにくかったなぁ。あからさまにするとそれはそれで面白くないので、視聴者の誤読覚悟でぼやかすのは判断として間違ってはいないと思うが。各キャラクターの単発ドラマとしては良く出来ているので、十分楽しませてもらっています。
 次回「流星雨」というからには、たくさんの契約者が死ぬと見てオッケー?。