奴隷労働の麻生か、売国清和会の福田か、マスコミの話題は自民党総裁選にしぼられておりますが。
「閣僚大幅入れ替えは困難」福田氏・自民総裁選
福田氏が野党との「話し合い解散」の可能性を示唆している
民主党の鳩山由紀夫幹事長は「何でもかんでも問責決議案を出して国民から『野党はおかしい』と思われるべきでないが、新内閣も衆院選を経ていない」
共産党の市田忠義書記局長は「(福田、麻生両氏とも)国民には影ばかりの構造改革路線を基本的に引き継ぐと言っている。暮らしを応援する政治に切り替えるべきだ」
社民党の又市征治幹事長は「総選挙は早まるだろう。これまでの基本路線は変わらず、目先を変えるだけだ。民意とぶつかり追い込まれていく」
自民党福岡県連は16日の執行部会で、党総裁選で県連に割り振られた3票すべてを麻生太郎候補に投票することを全会一致で決めた。「地元選出の麻生氏を一致して推すべきだ」(県連幹部)との意見が大勢を占めたため。予定していた党員党友の予備選挙は取りやめる。同県選出の山崎拓、古賀誠両氏らは福田康夫候補を支持している。(22:00)
「現時点で地方票は麻生氏が優勢だ。地方票で麻生氏に優位に立たれると『国民の支持は麻生氏にある』ということになる」。福田陣営は15日、福田氏を支持する8派閥の選対担当者が都内のホテルに集まり、地方票のテコ入れを申し合わせた。勝利は確実な情勢だが、地方票で負ければ、国民の声と自民党の決定が乖離(かいり)しているとの批判が起きかねないと警戒する。(
臨時国会の焦点であるインド洋での自衛隊の給油活動を継続する法案について、両氏とも参院で否決された場合は衆院で再議決する考えを示唆。同日発表した政権公約では小泉、安倍両内閣が進めた改革路線に関連し、都市と地方の格差問題などに「丁寧に対応」(福田氏)する考えを示した。
福田氏は同日のフジテレビ番組で、給油活動の継続法案を衆院で再議決することについて「国益のためにやらざるを得ないという判断をするならば最後でやることはあり得る」と指摘。麻生氏もテレビ朝日番組で「(再議決する)覚悟を総理総裁になる人は持たないといけない」と述べた。
インド洋での海上自衛隊の給油活動継続を巡って、福田康夫、麻生太郎両氏が民主党に話し合いを求めたことに関し、鳩山氏は日本経済新聞の取材に反対方針を貫く考えを表明。福山哲郎参院政審会長も「自衛隊の活動内容など議論の前提となる情報開示がない。何を話すのか分からない」
自民党総裁選で、40近い都府県連が党員投票など「予備選」を実施することが、分かった。国会議員の支持では福田康夫氏の優勢が伝えられる中、「地方無視で総裁を決めている」との不満
公明党の北側一雄幹事長は16日午前のNHK番組で、自民党との連立政権協議について「参院選の結果を踏まえ、国と地方の格差や負担増の問題について、小泉・安倍路線の政策を修正する協議をしたい」と述べ、構造改革路線の転換を迫る考えを示した。
また、海上自衛隊のインド洋での給油活動継続に関連し、継続法案が参院で否決された場合、与党による衆院での再議決について「世論が(給油活動の)継続に否定的な場合、現実的にはあり得ない」と明言、重ねて慎重な姿勢を示した。
うーん、麻生・福田両氏の人柄とか、ネットで拾うとマトモな感じがするのだが、いざ争っているところを冷静に眺めると、自民党の利益のためになりふり構ってない様子が窺えてげんなり。というか今更自民党に期待してもしょうがないわけではあるが。むしろ安倍に継続して首相をやってもらい、メチャクチャにして大多数の日本国民に自民党の真の姿を晒してもらい、自民党が日本で一掃されるほどの醜態を晒していただきたいと。
自民党も県連などの地方のほうがまだ国民の方を向いているのかな?と思わなくも無いが、地方でこそ自民党と地元企業との癒着は酷く、そしてさらに麻生・福田ともに日本どころか自民党内部の協調すら考えておらず、相手を蹴落とすことに必死である。政治家がなんで“代議士”と呼ばれているのか、今一度考えてもらいたいところではあるが、一般企業では定年をとっくに過ぎた頭が硬くて強欲なご老人の再教育なんて無理なんで、とっとと消えていただきたい。
テロ特措法に関しても、民主党の言う通り、国民にすら議論の前提となる情報が隠されていて、密室で自民党の有利なようにこそこそと結論が出され、根回しで物事がすべて決まってから国会での審議・採決となるだろうから、全然国民に耳を傾けるつもりはなさそう。
こんな中、一番まともなことを言っているのが、野党では共産党、与党では公明党っていうのが益々日本ってのは救えない国になってしまったなぁと切実に思う。