ヒロイック・エイジ 第16話「幾つの定めを超えて」

 メイル・テイル、船が壊れるからやめなさい。
 ディアネイラ、メヒタカを折伏するの巻。言うことを聞かないと種族を滅ぼすぞというのと、中立でいてくれるのならむしろ守ってやるというのとでは気の持ちようが違いますわな。当然前者は自民党清和会のやり方そのものなんだろうがね。
 しかし視聴者としてはメヒタカの思いをわかっているから泣けもするが、人類側としてはついさっきまでエイジを打ち負かそうとした敵なんで、彼の嗚咽の意味がわかったとも思えないし、ましてや味方に引き入れたいと思う艦長は脇が甘すぎますわな。まぁそれを言い出したらきりが無いんだけど。
 兄者とディアネイラの口調・態度の違いがはっきりわかれていておもろかった。メレアグロスは改革と叫んで実は日本を狂乱の渦に叩き込んだ小泉元首相にぴったり重なる。それでもモビードが政治的能力として評価していたから、あの世界の民衆も兄者のような扇動に巻き込まれやすいってことなんですかね?。
 総じて気も引き締まったし感動もしたんだけど、地球によった意味が(失わなければ理解できないという部分だけ?)ほとんど無いような気がするのは私だけ?。