ようやく一日が終わる

 今日はダマシ国家への愚痴はやめておきたい。再来週に個人的に出かける用事ができたので、旅行代理店に手配をしに行く。ガソリンを給油して、割引券があるのでケーキ屋に行くとほとんど売り切れ状態。そうか今日は新暦による雛祭りと思い当たる。商店街の饅頭やからの脱却を図る店にて代わりのショートケーキを購入。代わりといっては失礼なのだが、値段設定が微妙なのだ。売れ行きは私が最初行こうとしていたところよりは良くないようだが、知名度が低いせいなんだろうか?。不味くもないし、わりと良心的な値段ではあるので多様性の確保のためにもがんばって欲しいものである。と普段利用していない私が言っても説得力はないが。
 出かける前後に園芸趣味を。昼前には起きていたので、光線の具合がいいうちにデジカメで画像を撮っておく。今日の画像はそのひとつTecophilaea cyanocrocusで、南アメリカ原産の球根植物。花がインクブルーと比喩されるほど青々しいので近年マニアに静かに流行っているものの1つ。画像では明るめの青になってしまっているが、実物はもうちょっと紺色気味で色も濃い。月曜には蕾が開きかけていたのだが、花に勢いがあったのは一昨日、昨日の2日ぐらいだと思う。今日はちょっと色あせ気味のような気がした。
 原産地では絶滅しかけているらしいのだが、分球しにくく、また球根が腐りやすいのもあると思う。実は3〜4年前にも一度購入して育てたことがあるのだが、葉がちょっと出たぐらいでシーズンが過ぎてしまい、結局その年の内に腐らせてしまった。そのときは一球JPY3500ぐらいで、自分では奮発したと思っていただけに残念だった。今回はイギリスのナーサリーに注文して、1つあたりGBP8.5で2つ購入した。2つといっても購入したサイトは別で、一方は咲いているがもう一方は咲いていない。
 それにしても今回咲いたのは考えてみると排水性を重視して、硬質鹿沼土軽石を1:1の割合で混合したものを使ったせいかとも思う。もし興味がある人がいれば、水はけを重視した山野草用土を使い、鉢は高さ15〜20㌢、直径は3.5〜5号(10.5〜15㌢、一球なら直径はいくら小さくとも良い)のを使い、肥料が心配ならマグァンプを混ぜとくといいだろう。球根を2000円ぐらいで手に入れられれば良いが、自分が捜したところでは3000円ぐらいが相場のような気がする。資材が無駄になるが、それでも5000円ほどかければいいのではなかろうか?。いくら青がきれいだからといっても、小さい株に5000円もかけるのはキチガイの沙汰とも思ってしまうのではあるが。それも一週間ほどしか楽しめないとすると、どうにもねぇ。
 花期が長いのだと蘭がお勧め。種類によっても違うのだが、一ヶ月ぐらいは平気で咲いているのもあるからどうしても花を長く楽しみたいという向きにはそれですわな。自分は蘭は毛嫌いしてきたのだが、最近ジュエルオーキッドにはまり気味だ。葉がビロードのような質感で、葉脈が美しいのが特徴。今、Ludicia discolorの花が咲いており、これがまた花期が長いのだ。ただ、これは花より葉の美しさをめでるものなので花はおまけみたいに感じている。濃緑色の葉に、濃橙色の葉脈が間隔の広いピンストライプのように入っており、たしかに植物の葉とは思えない質感である。最近補充したMacodes petolaは葉脈が入り組んだ水路のように入っているのだが、少し明るめの濃緑色に金や銀といった色で葉脈が光って入るので、これまた美しい。昨秋購入したやつはそれはそれはきれいな金色の葉脈が入って美しかったのだが、冬越しに失敗したのか、今全部葉を落としてしまっている。根はまだ残っているようなのだが、復活するのかどうかは不明。耐寒性が弱いのでしんどいんだよね。お勤め人をやっていて、一人身だと昼は確実に家にいないわけで、管理が大変。もうちょっと耐寒温度が低ければ言うことないのだが。
 と大分話が逸れたが、今日のひとはなは青の美しい球根植物でしたっと。