いきいきホットライン

 昨日は塾の宣伝。教育再生会議が塾を目の敵にしているようなのでテンパっていたようにも感じた。それだけに苦しい。もちろん塾のメリットもあるのだが、現在の公立校の低落の原因が有名私立中高・大学へのキャリアパスとしての塾の働きだったりするので複雑ではある。塾の経営のためにはむしろ公立校は荒廃してくれていたほうがよかったりする事情もあったりするので、塾のほうが効率の良い指導が出来る云々は眉唾で考えたほうが良いように感じた。塾がなくともちゃんとやれますよという、どちらかといえば控えめな投稿に対しても、都合の悪いところはスルーしたり塾の利点を強調する態度はちょっとどうかと思った。
 今日は子供の習い事がお題。子供に小さい頃から習い事をさせて一段落ついたご婦人で、自省も含めたものの言い方で好感が持てた。
 とにかく小さい頃から自分の子供にいろいろやらせていた(といっても2〜3であって、節操が無いというほどでもない)結果を述べており、ちょっと甘やかしすぎたかな?とか、こどもに負担をかけてしまったかな?とかいう冷静な態度。音楽関係で言われているとおり、ある進路は本当に2〜3歳より取り組ませなければお話にすらならない世界もあるので、無理がないようにというのは大前提だが、いろいろやらせてみて様子を見るってのは重要かもと感じた。
 ただ、共働きでとにかく親に余裕が無く、保育園に預けっぱなしにしているようではダメで、やはり親がじっくり子供と向き合う環境は必要なんだなというのもうかがえた。そうはいってもゲストが少女時代のほとんどの女の夢はお嫁さんであって、働く女なんてごく少数なんて事情もあったのだろう。ゲストで無いけど私もピアノが弾ければと幼少の頃から思っていましたよ。