N・H・Kにようこそ! 第6話「クラスルームにようこそ!」

 岬ちゃん出番少なめ。
 前回もそう*1だったんだけど、夜の公園での佐藤君と岬ちゃんの会話はなかなか緊迫感に溢れてます。山崎の彼女話の顛末を知って落ち着いて話し相手になる佐藤君は、優越感に浸りながら生温かく相手をしていたわけじゃないというのがなかなか気を遣っていました。
 原作を読んだのはそんなに前でもないと思うんですが、「こんな話だっけ?」と思うことしきり。いやフロイトエピソードはしっかりと覚えていましたが。ディテールを忘れてしまっている私が情けないのではありますが、仮に原作と相違点があるにせよ、アニメは話がよく作りこまれていると思う。

*1:岬ちゃんが八百万をはっぴゃくまんと読んじゃうんだけど、苦し紛れの一言であるとにかく神様はたくさんいるってことでという方便が意味的にはどんぴしゃだったこととか技巧が凝らされていた。