タクティカルロア 第2話「彼女の理由」

 お色気はやっぱり過剰だなぁ。
 戦闘シーンは迫力。初回に4方向のミサイルに対応可能だったのが、なぜ次第に対応不可になっていくのか説明が欲しかった気はします。ミサイルの描写に命を賭けでもしているのかと思われます。機械とはいえ間がもう少し欲しい気はしますが。
 これだけ官僚的な組織で女だけの部隊があるってのはなんだかなぁと。次回査問委員会が開かれるようですが、どうなることやら。自分の職場でもそうなんですが、現場がわかっていない上司だと大変ですよ。担当官は交渉とか何とか言っていましたが、時間がたつにつれ状況が悪化していっていることや、それが益々交渉に不利になっていくことに頭が回らなかったんだろうか?。そして命が失われることになったときに担当官は責任をとってくれるんだろうか?。と考えるにつれ、おぉサラリーマン向けだぁと感慨深くなりました。
 担当官も敵艦撃沈を功として横取りすることがなかったんで、彼なりの理があるとは思うんですが、それと艦長判断とのジレンマというものを表現してくれたら神なんですが、序盤ですし期待しすぎるのもなんでしょう。あと中原艦長の感涙シーンはちょっと早いんでねぇの?と思いました。お色気やギャグシーンがやっぱりこなれていなくて、ここはもうちょっと見せ方を考えたほうがいいのでは?。
 近未来SFモノとしては今のところ出来がいいのかも。