感動的でした。次回作も楽しみに見てね！ということで。
これはいいのか？。物語全体のミッションがロイの物語と思っていただけに、驚嘆半分呆気半分といったところです。まさかまたひっくり返すって事はないよね？。というか、ここはもっとソルティの戸惑いを見せておくべきでは？と思ってしまうのですが、わたしがオタオタしてどうするんだというのはおいといて。
シリーズ構成としては、ソルティ自身の謎の種明かし＆展開や、インテグラとその愉快な仲間たちの浸透も描かなくてはならず、今回のような踊り場になって初めて、なるほど他にもやることはいっぱいあるんだと納得もするのですが…。うーん。確かに娘捜しの結末を終盤に持って行くなら行くで、それは凡百の展開だろうから、いい意味で裏切られた筈なんですが、（ローズじゃないけど）まだ心の整理がつかない。えぇ、伏線の貼り方とかその回収の仕方、感情の揺り動かし方は文句のつけようもありませんよ。今回だってインテグラのオーバードライブが炸裂するのかと思わせぶりな描写も、ソルティの間抜けさの描写をして焦点をしばらく外し、見せ場をつくるところなども上手い流れ。ソルティの能力描写はいままでの蓄積があるからこそ、｢ありえねぇよ｣と頭の片隅では思いつつも決して無理はないように感じますし。
とりあえず第一部終了ですが、次回のおトボけ展開は自然とは思うものの、やっぱり私自身は戸惑ってしまいます。まぁつべこべ言わずにおとなしく待ってろという製作者のつぶやきが聞こえてきそうではありますが。
