Fate/stay night 第1話「始まりの日」

 原作未読ちゅーかゲームだけど。なぜかネット徘徊でセイバーがはらペコという設定だけはしっかりと頭に入っています。月姫はゲームをやりました。琥珀もしくはアルク萌えってそんなこと聞いていませんか。
 第一回として退屈という感想を気にしていましたが、確かにテンポは遅いものの導入として特に気になるほどではありませんでした。声優の配役は微妙。原作に触れてすらいないので文句をつける義理はないのですが、キャラ絵と声があっていそうなのは主人公に侍る二人ぐらいか。すなわちやたらハイテンションな教師と落ち着き娘。って後者は下屋則子じゃん。神無月の巫女ラジオ神無月では明るめのキャラだと思っていただけに意外。いやいいですよ。中田譲治の渋い声も違和感が。まぁしばらくすると慣れるのでしょうけど。音楽は川井憲二で無難。絵も綺麗だし。EDの雲の描写なんて無駄なエネルギーをかけているなぁと。いや西洋絵画のように美しいんですよ。
 ここで月姫への言及もなんだかなぁと思うのですが、今話を視聴してつくづく登場人物だけで物語が完結しそうだなぁと感じます。ほら主人公の敵は人間を襲うけどあんまり外部との関係性が感じられないのは、そういや月姫もそうだったなぁといまさらながらに思ったりしました。登場人物の中で折り合いがつけば、世界との関連なんて全く必要ないってゆーか。しかし月姫は箱庭的な美しさがあったので、この話もそうなのかなと思ってみたりしております。まぁ月姫もエロはいらなかったよね、ということで。