タイドライン・ブルー 第12話「ブルー」

 うーん、大迫力。グールド側を主人公と捉えると、かなりのめりこめます。核ミサイル発射の言質を引き出すためにまず里山側に引き金を引かせるなど駆け引きがおもろい。核弾頭ミサイルを本当に発射するとは思わなかったよ!。もちろんブラフですよね。結局里山はそのことをほのめかすためだけに最初から登場させられたような感じを受けます。もちろんSLBMを煙幕替わりに使ったなんて嘘ウソ。キールティーンのバックにグールドがついているぞという脅しにもなっています。EDの“この近辺のあらすじ”ではグールドがやられている描写がありましたがとても気になります。というより明らかに製作側ではこの作品が12話で終わるようには作っていませんね。ラストも“これからもキールティーンの冒険は続く”というような、まるで漫画雑誌の連載打ち切りのようなものでしたし。ただかみちゅ!と比べるとちょっと出来はよくないので話を補完・修正して完成されることはないかも。
 ハンマーオブエデン後の世界の描写がやっぱり気になります。不十分ながらもネタはありそう。特に全世界的に教育システムが崩壊しているらしいとか、天変地異にせよ人為的にせよ仮に世界が崩壊したとすると、今の世界情勢だとこのようになるだろうという予想らしきものが垣間見えて結構おもしろいです。たぶん振り返ることはないのでもったいない気もしますが。まぁ思い出していろいろ書いてみたいとは思っています。
 物心もつかないころに映画館で見た、海底二万哩をどうしても想起してしまうのはなぜ?。