車載用MP3プレーヤーの更新。

 自宅でも自家用車内でも大体ラヂオを聴くことが多くなったので、それほど出番があるわけでもないのだが、蟻特急で爪切りを物色していた折にMP3プレーヤーの安いのを見つけたので買ってしまった。ちなみに爪切りの方はいわゆるニッパー型のを探していて、密林でメーカー名違いのを大量に発見したのでおそらく中華モノだと踏んで蟻特急で同等のものを見つけていた。




 これ。シガーソケットに突き刺して使う。カーオーディオでMP3ファイルを使うためにFMトランスミッターになっていて、車載オーディオのFMラヂオで電波を拾って再生するというもの。おそらくリンクが切れるのだが、
 https://www.aliexpress.com/item/Car-Auto-Green-Light-Wireless-USB-Kit-Tr-ansmitter-Car-MP3-Player-For-SD-MMC-LCD/32754284629.html
 今の価格にて7.54USDなので900円弱になる。





 これが今まで使っていた車載用MP3プレーヤー。これはカセットデッキに嵌めて使う。磁気ヘッドの部分でヾータをやりとりするらしい。カセットながら音質はカセットよりはさすがによい程度だが、不満はなかった。いちおう単体でポータブルプレーヤーとしても使える。見えているボタンはそのときの操作用。



 このカセット型のMP3プレーヤーがちょっと使い勝手がよくなかったので、代替品を探していたのだ。まさかMP3ファイルの再生のためにカーオーディオユニットごと交換するというのもアレなので、安いのが条件。とはいえ、もしかするとやはり中華カーオーディオを探せばそれなりに安いのがあるのかもしれない。このカセット型のは、何が不便かというと、内蔵電池の容量が少なすぎて、頻繁に充電をしないといけないというところと、先送り巻き戻しなどの操作が事実上できない*1こと。電池容量の少なさは致命的で、自分はシガーソケットのUSB端子ユニットを購入、USBケーブルを介してMP3プレーヤーを使わないときにはプレーヤーユニットを半差しの状態にして常時充電状態にしてた。充電状態の折にはプレーヤーとして使えないのでこれがつらい。



 さて、新型のMP3プレーヤーだが、上記の不便さはいっぺんに解消した。音質は悪くはないのだが、FMラヂオを聞く時と比較するとなんかもっさりした感じで今一ステレオ感が少ないのだが、これが音源によるものなのか機器によるものなのかは不明。もしかすると自分の勘違いかもしれない。トランスミッターなので、周波数帯が気になるところだが、ちょっと危ないかも。カーオーディオのFM受信側が〜90MHzなのだが、MP3プレーヤーのFM送信側が87.5MHz〜なので、ギリギリ重なるというところ。地域によってこの周波数帯に聞きたい放送局があったらそのたびに切り替え処理をしないといけない。
 MP3プレーヤーについているディスプレイだが、これがまた小さいのなんの。自分は老眼なので小さい字を読み取ろうとすると、眼鏡を外して近づけて見ないといけない。が、前に使っていたカセット型のはディスプレイすら無かったわけなので、正直なところ字が読めなくても構わないといった感じではある。とはいえ、最初の送信周波数の設定のときには字が見えたほうがよいので、そのときばかりはなんとかする必要はある。
 シガーソケットに差すモノとしての宿命で、このプレーヤー、取り付けてもくるくる動く。が、よっぽど衝撃を加えるとかしないと壊れるというものでもないので、ディスプレイの字が読めないのなら読まないことを前提に特に問題もないかとは思う。
 自分はSDカードにMP3ファイルを詰め込んで再生させているが、どうもこの製品はiPhoneからのAUX出力で車載オーディオで音楽を再生させるのが主目的のようである。なので、そのためのミニプラグコードがついているし、そのための端子もついている。
 自分はディスプレイが緑表示のを購入したが、他に赤や青のもある。おそらく緑のほうが視認性がよいだろうと判断して購入したのだが、もしかすると他の色のほうが見易いかも。



 さて、久しくカセット型のMP3プレーヤーでも聞いてなかったのだが、これにはアニソンを放り込んでいて、しばらくぶりに何曲か聞いてしまった。ちょこシスのOPやED、マイユアやロケガのOPだったのだが、不思議なことに古臭く感じる。まぁどちらかというと曲単体で作ったというよりは物語とのつながり重視で作っていると思われるので、その分洗練さは削がれているだろうし、ロケガなんかはプリプリなどのガールズバンドリスペクトで作っているような気がするので、そう感じるのは無理もないといったところではある。まぁそのへん、やはり今ドキのアニソンがいかに苦心して作っているかということでもあるのだろうが、ヘンな話人間歳をとっていくもんだなと実感もしたという。歳取ったついでに言わせてもらえば、歌詞も意味がそれなりに込めてあって、とはいえドラマの内容に沿いはするが、それほど重たいものでもないのでいうほどでもないってのはあるんだが、結構胸にクるものがあった。マイユアはテキストがよかった記憶があるのでそういうのはわかるんだけど、ロケガなんかはむしろ感動という感じでもなかったから、それでも歌詞になにか思うところを感じるのは、上記の通り歳をとった補正なのか、それとも元々の作詞がよかったのかちょっと判断がつかないのが面白いところ。

*1:カーオーディオの機能にある無音状態を探して曲の頭出しをやってくれようとするのだが、うまい具合に働いてくれない