やっぱ尺が足んないのかな。
なんかこの話は単体で見たらよく出来ていた。正直なところ、自分が魔法祭のあの場に観客としていたら、あの生贄の儀を見て素直に魅了されてたと思う。そういった意味で、映像部分に説得力があったというか。話の部分もそれなりに良く出来ていたとは思うのだが、やはり甘い部分は多くて、しかしそれでも普通ならヴァハロアのエピソードをそれなりに掘り下げるところを、大して説明もせずに脇役に追いやったのは正解というか、まぁそういう見方をするより単純に尺が足りなかったからヴァハロアエピソードは埋め込めなかったんだろうなとは思うが。
今回がちょっと抜けて良かったので、エピソードゝしては前回と連続してたからもういっぺん前話を見返してみたのだが、前話の出来は今一だしつながりもちょっとそんなによろしくない。シリーズ全体で考えたら、アッコがダイアナの実力というか、ダイアナとの実力の差を素直に認めるところは必要だし正解だと思うのだが、魔法の鏡のいたずらでアッコに調子に乗らせる必要はないし、前回･今回のつながりで言うとそんなによろしくないように思う。
まぁなんにせよ、友情というテーマでの有機的つながりだとか、そのへん今までの脚本とはちょっと勘合がうまく行ってる感じがしてなかなかにして視聴後感はよかった。
