うん、まぁこんなもんだよねといったところ。
着地点は順当だけど、でもあの欄間が飾られているから駅に観光に来ようかってのはいないだろうね。とはいえ、町の人が日常あれを目にするってことに意味がないとは思わないかな。木彫りの欄間の値段を調べてみたらオクで三万ぐらいであって、きっと百万単位のカネが動くと思っていたのでそこそこ安いじゃんとか思っていたら、やっぱ新規で彫ってもらうなら百万ぐらいのコストは要るらしい。日本家屋でない建て売りだと上物で二千万三千万というのが住宅価格の標準らしいので、まぁこの不景気の中それだけ払える庶民が一体どの位いるのかという問題や、そのなかで百万単位の欄間を注文するものなんていないだろうという気はする。やっぱカネ持ち向けの商売なのであって、工芸ではあっても産業ではないのではという気はする。
木彫りの靴もしんどいだろうなと思ったが、これはプロモを任せるというところで今のところ話が止まっており、もし以降も顛末を描かないんだったらズルいとも思うが、逆に売れる展開を描かないだけ正直だよなとは思う。
OP映像で原作がなにやら外国人の名前がと不思議に思っていたのだが、登場人物の名を借りたのか…。しかもサンダルさんという綽名はアレキサンダーという名のもじりでもあるという。
