Joker Game 第6話

 あ〜、D機関はあくまで架空の存在で、今回のエピローグで示された機関が中野学校というわけね。
 うーん、今回は何気に面白かった。スパイの行動としてちょっとリアリティがという部分は車掌との立ち回りぐらいであって、推理モノとして考えるとかなり楽しめるという感じ。謎の投げかけ方がそこそこうまくて、それを淡々と回収していくのも小気味よい。立ち回りだけでなく、スパイだったらこんなに他人との接触はないとは思うんだが、子供を利用するとかというのは視聴者を退屈させない仕掛けとしてはよく考えられている感じ。子供を使うのは戦前から敗戦直後の子供向け冒険活劇モノの定番なので、戦前を舞台としているのならこういう仕立てはお約束をふまえるといった意味ではよくわかってますなぁといったところ。