ブレイブウィッチーズ 第7話

 クリスマスとは違うのか。
 馴化ということなんだろうけど、まぁこんなものかと。うーん、なんだろ。今回はそれほど組織論でもいろいろ粗が気にならなかったというか、もうあんまり社会に対しての提言という視点が頭からないような状態で、子供向けのちょっとしたいゝ話ならこの程度でオッケーじゃね?という感覚だった。今だと新歓は組織側で今までの慣習としてやりたがったとしても、若者のほうでお断りみたいな感じなので、そうそうリアリティもないのでは。昭和期の新規採用だとそれほどマッチングに苦労してないから、雇用側も一生受け入れるつもりだし求職者も一生お世話になるという感覚だから早く組織に溶け込むということが意味を持ちえたんだけど、今だと雇用側は安く使い倒すつもりだし、求職側も企業のそんな意図は最初っからお見通しなんで、極めてドライな関係なんだろうと思う。組織側はどうせ歓迎会をやったとしてもそれは構成員のコストを使ってのことだから躊躇もないだろうが、新採はそんな無駄ガネを費やされるぐらいなら給料を減らすな、無駄な時間につき合わせるなぐらいには思っているだろう。アニメ業界なら今や製作委員会方式だから、アニメ制作会社への忠誠よりは、制作会社での仕事で知り合った人間同士の個人的なつながりのほうが次の仕事に誘ってもらえるかどうかの重要事なんで、そっちの人間関係の維持を重視するだろうし、まぁ祭りだの誕生日だのはいくらなんでもないんじゃね?といったところ。だからテーマを現実とつなげる必要はなくて最初から別世界のありえないことゝして描くから肩の力を抜いて作ることができるし、見るほうもおとぎ話として流して視聴できるとかそういうことじゃね?。