ViVid Strike! 第2話

 ん?、魔法?。
 というわけで、前回感心してた魔法抜きが実はそうではなかったという。この様子だと魔法は格闘技のみで使うという風に見えるが、現実の格闘技にもあるとおり、禁止はされていても日常生活で使ってしまって問題になるぐらいのことはあってもおかしくなさそう。
 中国拳法とキックボクシングのミックスのようで、そのへん魔法とも組み合わせの上、アニメーションとしてのキレのよさと見栄えを期待しているんだろうなとは思う。格闘シーンは確かに誇張がうまく効いていて見ごたえのあるものになってる。しかしよく考えてみると世界にいろいろ格闘技はあるのに中国拳法は太極拳のように演舞ぐらいのもので、あまり興行としてのものが見られないのは何でなんだろうな。
 社会問題的な要素はあまり大上段に振りかぶっているようにも見えなくて、キャラの関係性に埋め込まれているのかも。主人公が拾われたところが甘々のようにも見えるし、新聞奨学生のようにハードのようにも見えるようであり、そのへんけじめはついているんだけど、あまり一般性はないような。