艦これ、E-5総感。

 今週のネジ獲得任務を終えたら、E-5を水上部隊で出撃し機動編成との比較をするつもりだったのだが、なにやらゲージ破壊後は遠回りルートになるらしいので今更であるが断念した。そこで、水上部隊についてはあくまで想像で語ることにする。


 結論からすると、個人的に今回のE-5は評価が高い。ネットでの言われようを目にすると、やれぬるゲーという評判が多いが、正直Lv99まで錬度を上げそこそこに装備の改修をやっていたら、それなりにクリアが容易になるようにするのは当然であって、もともと運要素の強い本サーヴィスで難しくするのはプレーヤーによって結果の触れ幅が大きくなりすぎて不公平感が高まる。レヴェルキャップ外しまでやって札の錬度を上げるのはあくまで個人の趣味の範囲であって、初心者も含めた全プレーヤーに対してのバランスを考えると、廃人向けの調整はトータルでの脱退者を出すのではないかと思われる。新規プレーヤーもまだまだ加入してきているようだが、おそらくプレーヤーの加入状況としては飽和状態に近くなっているだろうから、いかに脱退者を出さないかという工夫のほうが重要になってくるだろう。サーヴィスが拡大期にあるときは廃課金者の重課金に応える必要もあったろうが、おそらくもうその廃課金者が課金できる余地も少なくなってきていると思うので、重課金を促進するよりは平衡させるほうが得策なのではないだろうか。まぁ後はプレイに時間の取れない就職者への対応を考えても、せっかく数日有給をとってもクリアできないということになれば脱退につながるだろうから、そのへんも運営は考えているんだろうなと今回強く思った。


 マップ構成だが、今回は水上・機動を選択するのに、プレーヤーにメリット・デメリットを選択する余地を作ったなと感じた。開幕空襲で敵を減らすことができるが弱い第二艦隊の被害を受けやすい機動、強い戦艦で敵を減らして第二艦隊を保護できる水上というのがひとつ。
 水上部隊は対潜装備をしなければ大破撤退をしやすいがボスマスでの殲滅が容易、対潜装備をしたら道中突破率が上がるがボスマスで取り残す可能性が高まるという選択。これはいつも対潜装備をしていたらボス戦ではお話にならないという調整ばっかりだったので、これなんかは素直に感心した。
 水上部隊でも空母に攻撃機を積む余地をつくり、水上・機動でも道中弱い敵だが艦載機が枯れやすいマスと艦載機は枯れないが強い敵がでるマスを選択するようになっていて、こういう風にプレーヤーが頭を使って自軍の編成を考えることができるようになっていたのも評価高い。
 すべてに対応させることはできないが、自分の方針を決めてそれでやりくりしていくってのがちゃんと成り立っていたようなので、まぁ構造としてくじ引きでしかないのはどうしようもないにしろ、こういうアンビバレンツな選択を迫るという感じは好ましかったと思う。


 あと掘りに関してはちょっと判断しづらい。自分の場合、択捉の丙掘りを除いて大体攻略中にドロしたので、ストレスが少なかったのだが、これはたまたま運が良かったゞけなのか判断しづらいところ。しかし今回は過去取り逃した艦はともかく、新艦は割と確率が大きかったようなので、そのへん運営も考えたのかなという気はする。GrafZeppelinあたりはやれ100周するのが前提みたいな設定で、300周しても出なかったというのをそれなりの数見たような気がするが、今回はそういうのはほとんど見ないので、その対策をしたというのであればやはり評価の対象になる。


 今週はネジ獲得任務が終わったので、今加藤隼戦闘機隊の熟練度をE-4でやっている最中。初戦で撤退を繰り返すのだが、今のところ三連続間髪入れずに出撃したら、出撃ごとに陸攻の敵艦撃沈率が下がっていくので恐ろしい。しかし基地航空隊用の機体は通常海域で空母に積んで熟練度を上げることができないのでボチボチやるしかない。