ろんぐらいだぁす! 第11話

 夜通し走るんなら仮眠とか必要な装備とか教えておくもんだろ。
 ナイトライド編。OP映像でそういうシーンがあったからその回があるとは思っていたが、満天の星空を見る場面はなかった。本編映像をOP映像に使いまわすとか初期の頃やってたからそうだとおもっていたんだよな。実は見たかったシーンではあるのでちょっと惜しい感じ。
 走行会は自分のペースでついていけなきゃ楽しくないだろうから、そうだとすると一人で走るほうが気が楽とはいえる。が、やはり自分の実力を上げるためには早い人についていくのが効率的なのでこれは難しいといったところ。自分よりちょっと実力が上か、自分に合わせて走ってくれなきゃという条件が厳しいとはいえる。
 夜走るのは結構怖いというのは実際に走ってみるとそれなりにわかる。自分の場合、夜間走行する時は路面状況がわかるぐらいにスピードを落とすのでアレだが、路面を確認できない速度だと今回の亜美のようにトラブルに遭いやすい。ライトを複数用意するのは確かに安全のためには良いが、自分の場合路面と進行方向の二つをつけているぐらい。確かにヘルメットにつけると、自分が見たい方向を自然に照らしてくれるので使い勝手が良さそう。
 夜に走るのは、作中にもあるとおり自動車が少ない、夏だと涼しいと、条件が合えば昼より走りやすい。景色が堪能できないデメリットはあるが、走ることが目的化しているとそのへん割り切れるのでお勧めといえばそう。
 仲間と走るのが楽しいって主張が相変わらずだが、高宮あたりは走り屋だろうからウソ臭い。仲間内の状態がよいと複数いることのメリットがあるから良いとは思うが、人間関係がうまくいかないと途端にしんどくなるとは思う。いかに拘束という形にならず、お互いが楽しみあう関係になるかという次元までまだ描けているようには思わないので、ちょっと単調に感じてしまいはするな。なんか今のところは走れる三人が初心者の亜美を育てるのが面白くてうまくいってるって感じなので、そういうのは集団で走るのが楽しいってのとは違うと思うのだ。
 次回はしまなみ海道らしい。てっきり2話かけてナイトライドをやると思ってたのでちょっとうれしいかも。っつーか、やはり物語上のミッションはフレシュに参加することだと思っていたので、そこまで見たいというのはある。