ハイスクール・フリート 第3話

 あんま迫力のある対潜戦闘ではないなぁ。
 とはいえ、そんなに実戦経験があるわけでもない乗組員に迫真の戦闘シーンを期待してもなというのはある。で、いくら水中速度が20kt出るといっても、あの当時の潜水艦は基本可潜艦であって、航海のほとんどの時間は水上航行であり、しかも水中で最高速度を出し続けていたら何分でアップアップになるのよ?ということを考えたらちょっとリアリティは欠けているかなといったところ。
 しかしまぁそういう世界観ではないのだろうが、現代はAISシステムで大抵の船の位置情報は確定できる世の中なので、タブレットを持っているところからするとなんか不自然な世界観のような気はする。飛行機が実用化されてないんだから当然宇宙ロケットも人工衛星もないよってことなんだろうけどねぇ。でも噴進弾とかあるんだよね?。
 やっぱ善良な視聴者としてはCG技術によって数十年前には想像もできなかった艦船のモデリングを楽しむとか、軍艦としてのリアリティは味付け程度でほとんど無視して海洋小説を楽しむって感じなんだろうな。