SHIROBAKO 第23話

 本人も和装の人なんだ。
 モデルの野上武志とかフットワーク軽そうなのになと思っていたんだけど、いちおうこの作品のお話では編集担当が邪魔をしてましたということにしてた。こう、神と民の間に巣食ってやりたい放題やるってのは、太古の昔からあったことなんだけど、そのへん世情からすると天皇と自民盗の関係と合致するのでなんかげんなりといったところ。担当編集の上司に当たる人が描写されていたが、そいつもなんかヘンだとは思ってなかったのかな。クビにするだけでは済まないと思うんだけど。
 声優志望の娘が新キャラの担当ということで主人公達と同じ作品に関わるという流れ。結果的にこうなるだろうというのは読んでいたんだけど、自分はレギュラーメムバーの不慮の事故でピンチヒッター的に加わるのでは?(に近いことを匂わせていたし)と思っていたけど、こうきましたか。以前の丸川社長の過去話で、こういう構造にするというのはほのめかされてもいたので、自分としては確信に近いものはあったのだけども、まさかラス前まで引っ張られるとは思わなかった。
 ということで次回最終回。うーん、出来は悪くないんだけど現時点では雑多な感じ。製作は大変だけど、こういうのはシリーズ化してダラダラ続けるべきものなんじゃないかと思う。表に出せるネタとか引き出しが早々になくなりそうではあるけど。これで仕事のなんたるかとかそういう重っ苦しい感じではなくって、こういうこともあるさみたいなところで、視聴者がネタを一過性のものとして消費するのが似合ってると思うけどね。中高生がコレ見て勘違いしそうだけど、むしろこれは大人向けって感じはする。