ステラ女学院高等科C3部 第7話

 高圧ガスはロマンなんだけどなぁ。
 自分が中高生のころはガスガンなんて高嶺の花だったから買えなかったんだけど、そりゃもうガスガンってだけで憧れではあったんだよな。結局使ったのはバネで跳ね飛ばすモデルガン?っぽいやつで、そんなのでサバゲなんて望むべくもなく、基本そういうのか、割り箸で作ったゴム鉄砲でマッチ箱を倒して遊んでたぐらい。まぁ人に向けて改造高圧ガンを使うのはご法度にしろ、昨今は過疎の村で畑を荒らす獣を撃退するのにエアガンを使うそうだから、そのへん高圧ガスガンの出番とかないのかな?。
 いちおうサバゲのよくないところも提示して、目下主人公の抱える問題を組み合わせてサバゲ大会の紹介といったところ。24時間耐久って大会に女生徒の親がそうほいほいとOKを出すというのも考えにくいが、やはりこれは通常なら男で描写するところを単純に女に置き換えたと見るべきなんだろう。
 筋立て自体は素直で何を伝えたいのかは明確なので、ストーリーの新しさに期待していない自分としては、サバゲ紹介ものとしては安定の出来と思う。この作品を見ようかという中高生に、趣味に入れ込むあまり周囲が見えなくなることの注意としても、無難によいテーマ設定だとは思う。