デイリー・キラ愚考

 10/10/10/10 ペン/ペン/ペン/ペン Lv113/明石Lv99
 30/30/30/30 由良/初春/天龍/霰


 今日は演習相手に重編成ばかり見るので新艦に経験値を食わせたい自分としてはちょっとうんざりした。甲5で、E7甲なんとかならないのかという※があるから、攻略中かと思えばIowaがいたり、空4戦2構成だからE7攻略中かと思えばやはりIowaがいたりとか、なかなかにして香ばしい。
 逆に昨日はE-7攻略中なんだろうなという甲5の人の編成を見て(重編成だから演習を仕掛けられない)、夜中に見直してみるとLv1のIowaがいて、甲6に変化していてほっこりしたりした。この一週間のあいだにだいぶE-7突破者が増えている模様。Iowaを持っているということは何がしか自分で納得して難易度を選択して攻略に成功したということだろうから喜ばしい限りだとは思う。


 さて、自分がイヴェント完走していろいろ感じることもあったので、意欲が続けばしばらく駄文を垂れ流したい。



キラについて。


 AL・MI作戦の折は、AL攻略にキラを要した。ALをキラ無しで攻略するのと、キラ有りで攻略するのとでは、当時ビックリするほどボス到達・撃破率が違ってたので、あの時キラ教徒になった人もそれなりにいるのではないだろうか。
 しかし、その後、自分なんかはめんどくさくて本体にキラはつけずに攻略してきた。ALで必要だったが、MIではそうでもなかったのではあるが、ALでこれだけ運営がキラ押しをしてきたのだから、その後も要キライヴェが続くかもという気がしていたのだが、そうでもなかったのは意外と言えば意外ではあった。しかしよく考えてみると、攻略部隊にキラづけをしていると、キラづけの時間が海域攻略の時間より多いので、これは本末転倒である。そういうことで運営も本体へのキラづけは必ずしも必須とはしないというスタンスなのではないだろうか。
 しかし、今回のE-5は中央ルートは軽編成ということもあって、キラ教徒への勧めのプレーヤーがそれなりに発生したと思う。自分も一回はフルキラ状態にして攻略したが、だからといってフルキラ状態のまゝ突破したわけではない。とはいえ、突破時、キラが剥がれていたのは航巡2躯4のうち駆逐艦一隻だけで、残りはキラがついている状態ではあった。
 E-7については、キラは必須だとは感じなかったが、水上打撃ルートは、攻略中のエントリーで述べたとおり、特定の艦どうしで融通することはできた。なにせ空襲マス含めて道中五戦ボスも含めて合計六戦する。空襲マスではかならず旗艦がMVPを取るし、実際旗艦は海域を完走するとcond.85になるばかりか、普通にやってると中途ですぐにcond.100になって溢れてしょうがなかった。道中は第一艦隊でけりがつくことが多いから、第二艦隊旗艦はMVPをとることが多い。フルキラ状態になると、旗艦から外すと順次3キラから2キラ、1キラ状態になるので、3周はキラが維持され、4周目でキラが外れるというのが自然なので、そこで四隻いる戦艦はなんとかローテーションで全艦キラを維持することが可能だった。第二艦隊については、もちろん三式もしくはWG特攻組にキラをつけたいところではあるが、まさか旗艦にもってくるわけにはいかないので、対空CI艦同士で融通することにした。キラがついているとCIが出やすくなるという検証を見かけたことはないのだが、なにせ装甲も耐久も小さい駆逐だから、キラで回避が少しでも上がるらしいので、付いていることに越したことはない。しかし、これはわざわざ手間をかけてキラ付けをしなくてよく、入れ替えもD&Dで手軽に行えるからやってたこと。
 支援についてのキラだが、これはもうわざわざ1-1などを周回してつけなくてはならないキラではある。道中支援は基本フルキラ(3キラ、cond.85)状態が基本で、それで支援に駆けつける確率が最大化されるが、確実ではないというもの。2キラ(一回1-1連続MVPでcond.85になる状態)までは大体維持されるように思う。が、2キラを下回り始めると、道中連戦していると来ないマスが増えていくというイメーヂだが、そのへんは自分はできるだけ2〜3キラの間になるよう調整することが多いのでわかりにくいところではある。これも攻略中のエントリーで記述したが、今回のイヴェではE-6のようにフルキラ状態なのに、対水上部隊戦で全く来なかった海域があったり、E-7で自分が実感したのは、2〜3キラ状態を維持していればほとんど支援に来てくれたりした。これは自分の推測の域を出ないが、E-6は基地航空隊の威力がでかすぎるので、道中大破撤退要因を多くするために、道中支援の駆けつけ率を下げたという気がする。逆にE-7では基地航空隊の与ダメの多寡がランダムにされていたから、道中大破撤退の要因を道中支援の駆けつけ率をわざわざ下げなくても良いという判断だったのだろう。支援の到達率がいじられているというのは正直気分が悪いが、いざ終わってみると、確かにE-6の爆装特攻の威力は凄まじく、体感で言うと爆装特攻のメリットが道中支援の到達率悪化のデメリットをかなり上まわっているので、バランスの問題でおさまってしまった。
 さて、決戦支援だが、これは旗艦だけキラがついていれば、支援には必ず来るという仕様になっている。いちおうこれは自分の経験でもそのように感じる。但し、砲撃支援だとキラがついていると威力もしくは命中率が上がるということらしい。これもばらつきはあるが概ね旗艦のみキラよりは若干効果はあると感じる。決戦支援のキラの問題点は、キラの削れ方が激しいこと。海域一周でcond.値が1しか減らないこともあるが、基本は5〜7ぐらい一気に減る。酷いときには9〜10ぐらい減る。逆に道中支援は大体他の遠征と同じぐらい、必ずではないが、大体海域一周で3ぐらい減るのが普通。自分的には決戦支援部隊を2〜3キラ状態に維持するのはめんどくさくてほとんど旗艦のみキラ状態でしかやらない。
 今回は特攻があるということで、E-6、E-7あたりで航空支援が効果的にされていた。いつもはカスダメのみだったので使えない子扱いだったのが、おそらく今回のイヴェ限定で大ダメーヂがでるようにバランス調整されていた。砲撃支援と違うのは、砲撃支援は艦娘のステータスが重要だが、航空支援だと装備ユニットの数とステータスが重要だということ。そうだとすると、おそらく装備ユニットだけを見る航空支援は、艦娘にキラがついているかどうかは関係なく、ならば砲撃支援よりキラは関係ない、つまり要らないだろうと判断した。これも自分の推測であって、さらにキラの有り無しで比較することもなかったから眉唾だということは承知していたゞきたい。E-7あたりは与ダメの多寡がランダムだったから、よほど決戦支援にキラをつけて与ダメが大きくなるか、もしくは大ダメーヂが安定して得られるか試したかったが、なにせゲージ削りは決戦支援にキラがいると感じるほど難航しなかったし、ケージ割りの段階になると、なにせ試行回数が増えたので決戦支援にキラをつけることがめんどくさくなるだろうと判断してやらなかった。しかし、E-7ではそうであっても、E-6ではキラをつけたほうがよいかもという判断をしなくてもよいほど大きな与ダメが安定して得られた。
 おそらくではあるが、特に大破撤退の多い海域では、そもそも決戦支援が無駄になることが多く、しかもcond.値はガリガリ減るので、運営としては決戦支援への全フルキラ状態はそれほど推奨してはいないのではないかと思われる。逆に道中支援に関しては、潜水マスでの無駄打ち&撤退があるとはいうものゝ、基本的に道中支援は一回はお世話になるし、道中連戦全部にお世話になるので、むしろ攻略部隊の一部だから、せめてキラ付けぐらいの手間はかけろよという運営のお達しなのだと思う。海域一周でcond.3減るとすると、海域4周でだいたい1-1MVP連続一周分になるわけで、六隻分だと装備のつけかえの手間はめんどくさいが、1-1一周三分の時間だと考えると、六隻一通りで約20分になる。イヴェ海域は大破撤退しなければ一周分で15分ぐらいかゝる海域も多いから、海域攻略4周して、キラ付けで時間的にも海域攻略1周と考えると、少なくとも海域攻略しているのかそれともキラ付けをしているのかわからないという状態にはならない。そういうバランスで運営も考えてはいるのだろう。とはいえ、一戦目二戦目で大破撤退すると、支援しなくても補給して資材を消費させられることよりも、キラが減ってしまうことで後々キラ付けの手間が増えるということにストレスを感じてしまうので、そのへんはそれほど運営の考え方に同意できるというものでもない。


 結論として、運営もキラ付けについては攻略の本筋とは考えておらず、おそらく本体のキラ付けは攻略に必須の要素として海域のバランスが考えられているわけではない。しかし例外があって、過去のALや、もしかすると今回のE-5の中央ルートのように、海域限定で本体にキラ付けを推奨してくるものがないわけでもない。
 支援に関してはこれもおそらくではあるが、道中支援は本体の一部だから全フルキラ推奨、決戦支援は無駄になることも多いので旗艦のみキラ必須、決戦支援全キラはしなくても海域攻略できるように調整されている可能性有り。
 といったところだろうか。おそらく甲難易度は艦娘の錬度がLv90以上を推奨だろうから、錬度が低くて難易度において背伸びしたければ、キラをつけて下駄を履かせるぐらいの気持ちでいたほうがよいだろう。イヴェ海域でもE1やE2は初心者でも取り組めるように調整していると思うが、初心者だからその序盤も丙でよいというわけではなく、できるだけ甲で挑戦して上位装備を手に入れろよという意図も見え隠れするので、そういう向きにはぜひキラをつけて獲得に取り組むと良いのではなかろうか。