ROBOTICS;NOTES 第10話

千代田秋中破グラ

 少しずつ前進っていったところか。
 あき穂がガンつく1を一時断念して新しいロボットを作ることに決めたというお話。いやぁ、なんというか、本人でもあれ以上は無理とわかっているのに強情を張るのを周囲が説得するというのも、よく考えてみるとヘンな話だよな。結局八汐が一番の目的は何かというのを問いかけることによって解決するんだけど、まぁそりゃ本人が納得しなきゃというのはあるわな。しかも一番ロボット製作に情熱的なのがあき穂なのであって、Mr.プレアデスはともかく周囲はそれほど熱意があるわけでもないし。別にやりたきゃやりたいようにやれば?というのがフツーではあるんだよね。なんかつきあい良いなぐらいにしか感じないというか。決断の後のあき穂の変わりようがまた急というか、各人の特性をロボット作りに生かすとか、最初っからそうしてろよと思わなくもないが、おそらく、今まで去りもせずにつきあってくれたみんなへのあき穂の感謝の気持ちというのが表されてはいるんだろう。これが現実社会の「仕事」だったら、こういうことができなきゃリーダーの資質が無いと普通は判断される*1。まぁ物語としてはそろそろスピードが乗って普通のものになってきているようには感じる。

*1:いや、現実は、現場が見えてない管理職が自分の考えを一方的に押し付けて成果を求めるという場面がそれはそれは多いわけではあるのだが