たまこまーけっと 第3話

 ED映像で金槌もってたからなんて物騒な娘なんだと思ってたら。
 オクテな朝霧と仲良くなる話なんだが、こういう仲良しエピソードはごまんとあるので、いろいろ考えてみたんだが、本当にこれが今回の軸なのかな。
 朝霧にしても担任の家庭訪問にしても、商店街の面々は「たまちゃんの〜」という接頭辞がつくので、なるほど強固な共同体なんだなと思った次第。たまこの関係者であるという識別が居候デラであるというのがまた。商店街は客商売だから、いちおう商店街コミュニティとしては、客層は別のコミュニティと考えるべき(今回でも来客があっても客の顔は描かれていない)で、都市部ではそれが顕著に現れるんだが、逆にそういう区分けはないと考えて、地域コミュニティ全体を(つまり描かれていない客も含めた)描いているんだろうとは思う。
 そういった意味では、朝霧を都市の客層と考えて、濃密な地域コミュニティに招くという、儀式よりはもうちょっと軽い導入部分を描いていたのかな。垣根をなくすという。まぁ考えると、朝霧、家庭訪問と、ソトの人間をウチに招くという形式になっていたわけで。でもまぁ朝霧と担任の招き方には差がある*1というのもそれなりの意図はあるのではとは思うんだよね。

*1:少女漫画の展開にあるように、学校の先生が主人公の恋の対象だったら、おそらく担任は朝霧と同じような招き方をされるハズ。