フリージング ヴァイブレーション 第9話

 まぁ権力者側が犠牲になってるって、今となっては噴飯モノだけどな。
 結局多数のために犠牲になるとかいう権力者側の言い分って、権力の側にいる時点で全然説得力がないワナ。今の安倍政権を見ると丸わかりなように、基本多数のためといゝながら、やってることは私腹を肥やす(安倍の場合は売国奴である祖父や自分自身の書き換え)でしかなくって、歴史をみても多数のために犠牲になった権力者って、ほとんどいないというか。
 うーん、しかし、あまりメイブリーだとかブリジット側も筋が悪いというか。いやもうアミリアは助からない運命しか見えないんだが、どうなんだろ?。なんか奇跡でも起こってアミリアが助かるとかそんなのが用意されてたりするのかな?。死ぬからこそ美しいというのもあるが、サテライザー達視点では若さのほとばしりでなんとも熱い。
 しかしブリジットも動くっていうが、なんだろ?、シュヴァリエのもつ権力に太刀打ちできるかどうかもよくわからないんだが、シュヴァリエの不正を糾すことによって利権を手中にするとかというメリットでもなければ骨折り損のくたびれ儲けってとこだろうね。まぁだからシュヴァリエが延命すべきということもなくって、でも役にも立たない研究や、それを糊塗する宣伝力でその地位に居座り、やりたい放題やって名声や富を得てるんだろ?。人類の危機とやらを煽って。となれば、敵うんぬんよりシュヴァリエを解体して新たに対ノヴァ機構を作ったほうがよっぽどためになるワナ…というのは明示されてないな。


 しかし、こゝんとこの報道を見ると、フェリー事故で自分自身にはなんの責任もないのに国民に謝罪をし、役に立たなかった組織を解体、天下りも厳しく取り締まるといった韓国のあり方、選挙を利用してトップに成りあがったがやってることは身内贔屓のトップを断罪するタイのあり方、そして依然国民の生活には役に立たないスタジアムの建設に有頂天になってる政府を批判したブラジルのデモのあり方とか見ると、日本のように原発事故の対応を真剣にせず、しかも原子力ムラの利権構造を維持し、私腹を肥やし続ける政官財のタッグを組む日本の政治のあり方、そしてそれを是認してしまう日本って、三流国ですらないなと思ってしまう。ハゲタカ金融経済的に叶わないだろうが、なんか新興国が20年前の先進国を追い抜いてしまって、むしろ先進国が特権や利権構造にがんじがらめになって土人の国になってしまっているというのはなんだろうな?と思う。