恋愛ラボ 第5話

 なるほど、OP映像の美男子とは真木のことだったか。
 しかし、ちょっとタレ目を想像させる真木の目の描き方にはドキドキだよ。というか、この作品、キャラの目にいろいろ語らせているっぽいのが面白い。
 生徒会役員共の連係プレイに感涙。莉子の自己犠牲に容赦しない他の生徒会役員達の描写にも胸を打たれるねぇ。まぁ仕事というのはかくあるべきだとはおもうんだけど、それぞれの仕事場で内戦状態のようだからなぁ。もちろんウチの職場もだけれど。社員の使い捨てとかもう特攻隊バリだよね。先の大戦から何も学んでいないというか、「戦争を知らない子供たち」というのもかなり昔のことだったが、さらに時代が下って軍国主義の悪夢を忘れ去ったみたいな国民が大勢いるというか、特高警察とか憲兵とかのあからさまな弾圧がなくなっただけで、やはり一人一人の力は弱いから政官財、経営層や管理職の横暴には黙っているしかないというか。それにつけこんで安倍がやりたい放題だけど。
 まぁそれはともかく、真意を悟らせずに目的を達成するとか、そのための適材適所だとか、もう中高生向けだけの作品とは思えない出来。
 あとなんだかキャラの会話がアメリカンホームドラマ的ノリが混じっているような気がするね。さて、ようやく中盤に差しかゝって来ましたが、そろそろ莉子のピンチが訪れそうなそうでないような。