緋色の欠片 第二章 第3話

 今回は清乃の出番がなかったな。
 激動の展開ってほどでもなかったんだけど、話が着々と進んでいく感じだね。裏切り云々はともかく、組織の崩壊を止めているのはやはり珠紀の信じる心と祐一の冷静さで、事実上守護三家みたくなっている今ではかろうじてというこの状況が結構重みがある。
 狗谷の真意とか、芦屋はいったいどっちの味方なんだってのもあって、結構苦悩展開なんだけど不思議とそれほど雰囲気が暗くない。いろいろご都合主義もあるんだけど、各キャラの思惑だとか謎がうまくバランスをとって配置されているような感じだね。たゞ、あまりそのキャラの思いってのがそれほどは浮かび上がってはこない…けど、そういうのが必要な場面でもなし、結構物語にのめりこんで視聴することができた。