緋色の欠片 第12話

 いつも間を充分に取っているのに、Bパート開始の展開の速さは。
 うーん、ちょっともたついてる感じかな。自分的にはまた守護五家が無様に負けるところをもう一度確認する必要はないと思ったんだけど、逆にそれでは間がもたないんだろうね。どっちにしろモナドがすべての宝具(法具?)を奪うことは規定路線なので、それをどう劇的に演出するかってことなんだけど、鬼の力とやらを開放しかけた拓磨も期待外れに終わってしまい、でもまぁ封印が解けたようだが、いちおう絶体絶命のピンチってとこだわね。
 しかし、まだ自分の中でもよくわかんないのが、鬼=鬼崎なのか、鬼=モナドなのか、それとも鬼はそれ以外の何なのかよくわからん。で、鬼切丸=鬼崎なのか、それ以外のなにかなのかもよくわからん。で、解けたのは鬼切丸の封印なのか、それとも鬼の封印なのかもよくわからん。もちろん玉依姫覚醒の条件がなんなのかもね。前回の襲撃のときには宝具(法具?)は奪われなかったらしいし、そうなると、珠紀が覚醒する条件に五つの宝具(法具?)が奪われることってのもおかしいしね。まぁ素直に情報を受け取ると、今回封印が解けたのは鬼切丸のであり、また鬼崎は鬼切丸じゃなくて鬼であるってとこなんだけど、それはそれでなんかおかしいしね。
 というわけで、珠紀のリーダーシップが今一であったのがちょっといつも通りじゃないというか、そういや清美ちゃんもいなかったねということで。で、なんか珠紀と拓磨がいちゃいちゃしていたってのがサーヴィスシーンなんかな。次回激動のハズだから、こゝは「溜め」なんでしょうけどね。いや、退屈はしなかったけどってなもんで。