ガールズ&パンツァー 第2話

 @椎名へきるとはまた懐かしい。
 うーん、困った。2度見してしまったよ。こういうネタはあざといんで避けるようにしてたんだが、やっぱ視聴するとのめりこむもんなんだな。なんつーか、ワクワク感が他の作品より突き抜けてんだよ。脚本に吉田玲子ってのも鉄板だワナ。そりゃ戦車と女子高生といういかにもって組み合わせで、どうせ友情とか協力とかゞテーマなんだろうケド、じゃぁそう見切ってしまって以降視聴をやめるか?と言われたら、そりゃないわってなもんだ。
 今んトコ紹介は主人公チームと生徒会チームで、他の3チームはブロック化するだけであって、そのブロック化に特徴を出してる。精一杯紹介をやらないで、そういう重層的な構造にしているのが憎らしい。みほが戦車道を避けたかったというネタを繰り返しており、それに武部あたりに気遣いをさせるってのも涙だよな。あと飯のシーンにほろっとキた。戦場では命の斬った張ったを繰り返しているその精神的極限で、なにが楽しみ*1かって、そりゃメシだろ。ラスエグでもこだわってたようだし、そのへんわかってるかわかってないかで描写に差が出るねぇ。
 自分的に今回評価が高いのが戦車内の描写。大抵外面で戦車の好悪優劣を決めてしまいがちなんだが、この歳になると内部構造の描写が詳しいのが嬉しい。?号のオーソドックスそうなステアリングにはなるほどぐらいしか思わないんだが、38tの操縦法にはビックリ。まぁ割と戦争映画なんかではしれっと内部を描いてはいるが、アニメで描いてくれると明度を挙げることが出来るせいか観察が楽しくなってくるんだよね。
 あとガールズ&パンツァー(GIRLS und PANZER) 総感 - flower in my headさんとこでBGMの出来を気にしていたのだが、なんだろ?、いくらバトルもんだとしても少女が出てくるアニメにマーチは無粋だろとずっと思っていた。が、視聴するとこれほど合うものはないとすら感じてしまう。さすがにサントラを買って自家用車でドライブのお供にってわけにはいかないが、それにしても自分の先入観の貧しさにはホトホト弱るね。
 第1話でも割と評価は悪くなかったんだけど、この第2話で既に調子が出ているって感じだ。政治あたりでキナ臭くなっているんだが、政府による戦争に向けての誘導って意図があるなし関係なしになんか次回が楽しみになってしまっている。

*1:どっかのバカ宰相だとかクズ首長は下ネタにはしってるが