もやしもん リターンズ 第10話

 長谷川・マリーの、父親等との対峙が佳境に。
 龍太の造形がいかにもいけすかねぇって感じなのは意図があってのことだろうけど、なんか複雑だね。原作者あたりもある程度彼が好印象を持たれないように仕組んでるんだろうけど、ホロっとさせられる台詞を吐かせているからね。まぁどうでもいゝことではあるんだが。
 原作からしてそうなんだけど、やっぱ盛り上がりが今一かね。といっても他のアニメのように効果的な演出をするべきともいうつもりはないんだけどね。マリー父も龍太も頑固だし、対する長谷川もマリーも頑固。和解のきっかけに何らかの事件をはさまないと進展しないってのはわかるんだけど、折角自分的にはのんびりした雰囲気が嫌いではないので、ムリしなくてもいゝのにといった感じだ。でもまぁダラダラ時間が過ぎていくだけで話が前に進まないのはマズいんだろうけどね。前から言っているように、ワクワクもしないが退屈もしないんで、こうグダグダやってゝも基本問題はないのではありますが…。。
 トクホのことについては菌劇場でようやく整理できたのでちょっとした拾い物だった。健康食品であることを叫んで無責任になんでもかんでも体にいゝという宣伝をやめさせたいがための法制化なんだろうね。企業の売らんがための行為が全体に迷惑をかけるだけでなく、回りまわって自分もめんどくさくなるという悪循環。しかもマスゴミの態度がまた悪影響を及ぼすという。こういう構造は昔からあったと思うんだけど、情報化社会になってそのサイクルが短くなってきたような印象はある。生産者も消費者も誰も得しないし、中間業者マジウゼぇっていったところか。なんか時代の変化って罪が深いねぇ。