ちはやふる2 第7話

 いや、自分もう十年生きてきたが、千早振るの意味をずっとしらなかったよ。
 ホント、神につく枕詞ぐらいしか認識なかった。奏が私見で言ってるところをみると、定説は無いのかね。荒ぶる、すさぶるとかはなんとなくわかるんだけどね。
 まるで情けは人のためならずをテーマに回転していた物語だった。千早母とかあんなにクローズアップされてたのも初めてじゃないかな。キモノとか、荒利高そうだから、千早効果で売り上げが伸びたんだったら、万々歳なんじゃね?。なんにせよ、Win-Winなのは見てゝ気持ちのよい限り。
 菫のすっぴん、…のほうがかわいゝという描写のように見えた。というより、化粧とすっぴんの差を上手く表現してたね。別人になるってことがなくって、二つの顔の間に違和感が無い。で、菫がアテ馬になって千早に火が点くって展開にもニヤリとさせられる。でも千早の追憶にある過去は、新と太一との三人の風景であって、けっして新に焦点があってるわけではないんだよね。まぁこゝに千早母の言う、「かるたをやってる限り千早は大丈夫」ってのがうまく噛み合っていて面白い。