人類は衰退しました 第3話

 蒸気自動車はあんなトルクフルな挙動を示さないと思うんだが。
 原作第6巻の内容。そういや7月に7巻が発売されたと思うんだけど、すっかり忘れてたな。が、原作を読んでから時間が経っているせいか、ストーリー展開が新鮮に感じる。キャラが本に閉じ込められるところで「?」となり、その後「あ〜、そうだった」という流れ。誠にアホである。
 ということもあって、違和感は無かった。Yがはしゃいでいたせいか、「わたし」のダウナーな様子も適当だと思ったし、自分の中での「わたし」の原作との乖離もかなり薄れてきた。
 原作を読んでいるときにも思っていたんだが、今の時代の感覚だと作中の同人誌の持て囃されっぷりが信じられない。漫画がサブカルと称されるあたり主流になりえないという感覚なんだが、どうだろ?。ホンの100年も遡らなくても、文学はメインカルチャーだったと思うんで、ある意味この流れになるのも納得は出来る。でも文学がメインカルチャーだった時代、農村に字が読める層ってどのくらいいたのか?と考えると、単に文学がメインカルチャーだったというのも錯覚なのかもしれないな。字の読めない層のカルチャーは後世に残らなかったゞでという考え方も出来るし。
 まぁなんのかんの言ってぼんやり楽しんでいたよ。