モーレツ宇宙海賊 第5話

 星系軍の艦艇デザインに絶句。
 うーん、よくわかんないんだが、ライトニング11の目的ってなんだったんだろ?。どう考えても茉莉香およびチアキの抹殺だよな。なら電子戦を仕掛けなくとも適当なところでレーダー射撃だとかやってれば確実だったんでは?。オデット二世を乗っ取って身柄拘束が目的だったら、電子戦敗退直後に手を引くだろ。となると茉莉香は光学兵器をぶっ放された時点で報復は決意しとくべきで、測距儀を破壊なんて手ぬるいことを言うのもなんだかなで。そりゃ弁天丸は躊躇しないワナ。
 茉莉香の反撃方法だが、自分なんかはデコイを使ってまくゞらいしか思いつかなかったので、胸のすく解決方法で気分昂揚。で、確かに茉莉香の方法だと光学観測器は使えなくなるんだよね。宇宙船には大抵輻射を避ける反射材が外殻に使われているだろうが、観測器自体は外に晒さなくてはならず、まぁこの世界の技術設定がどうなんかはわからないが、反射・屈折に使う鏡だのレンズは熱で膨張して途端に使えなくなっちゃうだろう。オデット二世の反射光攻撃を受けて逃げ、黒焦げは回避したとしても弁天丸らの攻撃で破壊はされた模様。
 しかしなんだな、茉莉香の決意が詳しくは説明されなかったな。説明されないとダメかと思っていたんだが、よくよく考えてみるとしないほうが適切なのに気付いた。てっきり茉莉香がヨット部もしくは高校生を続けていたら周囲に迷惑がかゝるとかそんなのを期待してたんだけど、じゃぁそういう理由で海賊になるってのもなんだかなぁで。まぁ平凡な日常から、突然の訪問に、まきおこる騒動って変化の中で、何か彼女を突き動かすものがあったんだろう…という本作の描写で十分っていうか。
 チアキの正体は、実はEDでKURIHARAという名のごつい海賊キャラがお目見えしてたので意外性はなかった。というか、EDがこうじゃなかったらわかってなかったような気がするな。なんかもったいない。1カット間引くだけという手間だろ。でも父親健在だとまだ彼女が船長になるというわけでもないといったところか。
 いや〜、でもなんといっても今回の盛りあがりは期待した以上のものだったな。ヒキの茉莉香母の台詞もイカしてたしで、本領発揮といったところか。