神様ドォルズ 第13話

 まさかのメインルートエンド。
 田舎から新しい生活を夢見て上京した青年が、出先の美しい娘さんと恋に落ち、彼を慕う妹や幼馴染?とのひと悶着を経てついに思いを遂げるの巻。まさかこのシリーズでのミッションが日々乃と相思相愛になることだと誰が思ったであろうか?。そんなぁ、ラヴコメはガス抜き要素ばかりと思っていたのに。
 結局阿幾は復讐のためとはいえ自分で村に帰っちゃったし、桐生は顔見せと和解したら退場しちゃったようだし、まひるはクライマックスのために借り出されて用が済めばポイっだしで、なんかこうやって羅列すると酷いな。結局ククリを動かしていたのは誰か?については明らかにされず、マガツヒは破壊と派手といえば派手なんだけど、それで得られた物語上の要素はよくわかんないな。
 しかし、昔を回顧する匡平・阿幾のやり取りとか見てると、場のコントロールが上手いことに舌を巻いちゃうんだよ。何も解決してないんだけど、じゃぁそれでダメか?と言われゝばそんなことはない。実際我々が生きる目的を持って毎日を暮らしているってわけでもないし、それでダメでもなんでもないというリアリティとは妙に一致していて、結局この作品は案山子要素などはあくまで戯画的でしかなくって、そのへんメリハリのつけ方が誠によろしいというか。
 というわけで、未練がましくED画像は次期の予告っぽくなっていたし、前回の神様ドォルズ講座の続編希望の看板を持つククリが見られたが、どうなんだろ?。エンディング画面は単に希望を動画にしたつくりにしたゞけのようにも思うし、実は次期あることは決定済みのようにも見えるしで。いや、予算がつかなかったんじゃないかという気はするが、いや実は自分は強く続編を希望したいという。