ベン・トー 第11話

 沢桔が弁当を勝ち取っても、まだ余っているようなんだが。
 決めた弁当を確保できなかったら、ほかの弁当が余っていても取れないというルールなのか?。もしかして最初に宣言するのかもしれないが、誰がどの弁当を狙っているのがわかっていなかったら、争わなくてもよい争いをしているのかも。
 沢桔は狼になることに昔から憧れていたらしい。半額弁当に群がる狼達を見て目を輝かせるシーンを見て、なんか違うと思った自分はなんなんだろう?。本当なら食べ物に群がって諍いをする姿は見苦しいはずなんだけどな。
 自分がそこそこ面白いと感じているのは、弱肉強食の世でもルールを守って公平さを失わない、敬意と矜持をまだ持ち合わせている点なんだけど、なんかそういうのが、沢桔が出てきて崩れ始めている感じだな。で、彼女達を救えとか、何を意図しているのか図りかねるところがあって迷う。次回は最終回なのだが、どうまとめるつもりなのか?。