ベン・トー 第6話

 白粉の趣味も、もう隠さなくなっちゃったな。
 モナーク戦終了。システマティックに組織したモナーク達が個人芸に頼る狼達を撃破する姿を描くのかと思っていた。そういう構造は先の大戦の合衆国と日本のあり方、そして現代では経済のグローバル化と地域経済との関係に仮託するものかとも思ってたんだけど、美しく終わったな。
 たかゞ半額弁当を奪い合うとか、店の中で暴れるなよというツッコミは常に頭の中にあるんだけど、なぜか涙が止まらないという。冷静に考えたら見苦しいだけなんだけど、でもまぁ半額弁当というのは記号でしかないというのがわかればメッセージ性だけを追っていけるという作りはなかなかにして秀逸だと思う。
 女の子のネーミングが花を由来としているのに槍水だけわかんなかったが、水仙なのね。姓と名で分かれているから今までわかんなかったよ。