ヘンな趣味に溺れて人生を棒に振るという部長の言葉に納得。
葵は昴の嫁という立ち位置なんだな。ヒキが浮気現場の発覚のようだったのが笑える。が、どうせ嫁公認って流れになるんだろうな。
とりあえず葵は置いといて、部員はモッカンと昴をくっつけようとしているように見えるのだが、なんかすげぇ協力的な割には愛莉との雰囲気もノリノリなんだな。愛莉に甘い言葉を囁く昴、最低とか思わなくも無いんだけど、こういう場合、気を遣うのは平等でないとモメるわけで、実は正しいと思われる。今回のプール編にて、どうも愛莉は昴に優しくされて顔を赤らめたりしているが、優しくされることで感情は昂ぶるが、決して昴を男として好きであるというのではないように見えた。となると、女バスではもう昴とモッカンのカップリングは確定しているワケだ。
で、葵だよ。葵とモッカンを対比させると、これはもう葵という本妻とモッカンという妾という昔ながらの構図になっており、大枠では昔ながらのものになっている。しかし昴はどうやら葵には友達感覚止まりで好意は寄せていない模様であり、逆にモッカンに対しては好きな相手として意識してしまっているという危うさがあり、それが本作の魅力なんだろう。この作品の特徴としてはもう葵に目が無いというのがわかってしまっており、なんだかなぁといった感じだが、個人的にはもったいない気がしないでもない。もちろん話の進め方如何によっては昴が葵によろめく展開も十分に可能性としてアリなんだが、最終的に昴が葵とくっつく事は無いだろう。
現実問題として高校生と小学生がくっつくというのは背徳的であると言えなくも無いが、よくよく考えてみると歳の差自体は大して離れているわけでもなく、しかるべき年齢に達すれば特に問題は無い。昔からこういう掛け合わせは珍しくもなんとも無かったろう。絵的な描写はなんともエロっぽいのではあるが、萌え要素を排除すると極めて真っ当なストーリーではあるんだよな。冷静に考えてみればフツーのことなのに、ロリ仕立てにすることによって変態性を獲得してしまうという…。自分が子供の頃だったら、コメットさん（大場久美子の出てた実写版）だとかロボコンあたりの少年少女向け作品になっちゃうんだろうけど、今だと大きなお兄ちゃん向けの嗜好作品になっちゃうんだから、やっぱヘンな時代にはなったんだろう。
プリズマティックバド、気になって検索をかけてみたよ。私の負けでした。
