猫神やおよろず 第4話

 なんか今までのヌルさを吹っ飛ばすようなシリアスなお話。
 アレ、なんか泣いちゃったよ。悪夢を処理する云々のところも丁寧な扱いで、忘れさせるためにガス抜き的な目くらましを見せるってんじゃなくて、その人を成長させるというか支えるものとなっていて、力強さを感じさせる。ん〜、なんだろう?、最近の萌えアニメというか萌え作品も構成がしっかり考えられているものが多いような印象を受けるな。いや、実はチャンピオンREDいちごは一度だけ買ったことがあって、大半の作品に中身がないことに愕然とした記憶があるんだが。
 繭が保護観察処分というより、成長を期待されて八百万堂に預けられているような感じだな。で、繭と柚子は夫婦のように見えてしまう。もちろん繭が夫の側なんだが、尻に敷かれているのではあるが、というよりうまく転がされているという風に見える。っつーか、柚子は理想の嫁ってところか。そしてその柚子は今は亡き両親からふんだんに愛情を注がれて育っているという設定。愛情はたっぷりだが、かといって甘やかされていたわけでもないんだろうなと思わされる。こういう家庭って今の時代めっきり減っているんだろうな…。